食べる喜びをもう一度 晴れる家で叶ったこと
〜ご家族の想いを実現できた管理栄養士との時間〜
こんにちは、晴れる家の管理栄養士 川西です。
食事形態や生活面でご本人やご家族様は多くの希望を持ち、晴れる家6号館大仙公園にご入居下さったご家族のお話です。
入居後も施設でご用意したミキサー食を拒否され、召し上がることができず、ご家族からも「どうしたら食べてもらえるだろう」と相談を受けていました。
そこで管理栄養士である私がご提案したのが、見た目は普通のハンバーグや肉じゃが、お魚料理などでありながら、飲み込みやすく加工された介護食でした。
食欲はまず見た目が大切です。「嚥下状態はそれほど心配はない」とST(言語聴覚士)の評価もいただきましたので、
まずは管理栄養士がそのサンプルを取り寄せ、ご本人に試していただくことにしました。

すると、それまで進まなかった食事に少しずつ手が伸びるようになり、周囲も驚くほどの変化が見られました。
その姿をご覧になったご家族は大変喜ばれ、
「お母さんが食べている」
「こんな表情を見られるなんて」
と感動されました。
その後はご家族が継続してお食事をご用意くださり、ご自宅で使われていたお気に入りの器やランチョンマットも持参してくださいました。
晴れる家の居室でも、ご自宅で過ごされていた頃と変わらない風景が再現されています。
お母様がお食事を召し上がる様子を見守る事が
日課のようになり、優しい家族様と穏やかな時間を過ごされています。
また、ご一家はクリスチャンでいらっしゃいます。

病院ではできなかった礼拝ですが、晴れる家では施設礼拝にも参加していただくことができ、ご家族にも大変喜んでいただいています。
私たちは、お看取りの時期であっても「できなくなったこと」に目を向けるのではなく、「その方らしく過ごせること」を大切にしたいと考えています。
食べること。
祈ること。
家族と共に過ごすこと。
食事形態は安全性だけでなく「食べたいと思える見た目」も大切です。
今回のように、ご本人の希望やご家族の思いを伺いながら、食事内容を工夫することで、食欲や活動意欲の向上につながることがあります。
これからも多職種で連携しながら、その方らしい食生活を支援して参ります。
堺市堺区 晴れる家6号館大仙公園 多職種連携 24時間看護師常駐 チャプレン在籍





