月刊 晴れる家5号館 3月号
晴れる家5号館堺市西区 住宅型有料老人ホーム5号館 スピリチュアルメンタルケア
『最期まで穏やかに過ごして欲しい
住み慣れた環境で最期を迎えさせてあげたい
自然な形で安らかにと願う』

そんな家族様の思いを十分に理解し「インフォームド・コンセント」を開きます。
家族、施設、医療(ドクター・ナース)が共有し、合意するプロセスです。
そして、晴れる家ではチャプレンが寄り添い、スピリチュアルケアを実践いたします。
晴れる家5号館はリハビリホームと謳い、在宅復帰の実績も数多く有りますが、
それ以上に最近は「お看取り」のご希望が多く、皆さん「自然な形で住み慣れた
この施設で、苦痛なく・・・とご希望を下さいます。
その家族様の思いを今まさに、一喜一憂する日々を、介護スタッフ、ナースチーム
担当ケアマネ、そしてチャプレンが家族様と一つになってより良きを目指しています。

施設管理チームも、関わるもの全てのメンタルサポートにも配慮して、スピリチュアル・メンタルケアの充実を目指します。

お母様が大好きだった煎茶で炊く「茶粥」を毎日、多い日でお茶碗に1/4を
食事介助し調子の良い時は、「もっと頂戴」と声が聞けます。
そうでない時は、はっきり「もういらん」と教えて下さいます。
この茶粥は、お嫁様が香高い煎茶で炊いて下さり届けて下さいます。
他の物は「いらんよ」と、なのになのにこの茶粥は・・・
家族様の愛の力というのでしょうか!!
先週の金、土は開眼パッチリ、ST介入、発語も流暢、家族様も感動
日曜日は、24時間眠り姫で、家族様は寝顔を見て帰宅。
月曜日は、茶粥のトロミを追加し、予定量完食、飲み込み後の咳払いが
少し弱くなっているとナースの申し送りあり。
そしてお看取りの日がやってきました。
家族様が仰って下さいました。
『思い残す事なく、晴れる家から旅立った事を感謝します』 と・・・
スピリチュアルメンタルケア
堺市西区 住宅型有料老人ホーム 晴れる家5号館